ar1月号で新たな一面を見せてくれたティモンディが、arwebでも登場!
仕事、恋愛、人間関係……etc. 読者からのお悩みに真剣回答してくれました。あなたの心に寄り添った、お二人からの『やればできる!』アドバイスをお伝えします。
Q1.人見知りを治すには、どうしたらいい?
高岸「それも個性! 人見知りということは周りに気をつかえる性格ともいえるので、そこは大事にしてほしいかなと思いますね!」
前田「そうだね。僕らは全然人見知りじゃないけど、多分人見知りの方っていうのは“自分を良く思われたい”という気持ちがゆえだと思うんですよ。でも、どんな人でも絶対に良い部分はたくさんあるし、合う人は合う、合わない人は合わない。そこは割り切って良いと思います。声をかける勇気がなくて仲良くなれない方が寂しいかなって」
高岸「もし声をかけるときに緊張をしちゃうんだとしたら、きっとそれは上手くいかなかったときのことがよぎって不安に繋がっているということ。でも、誰も嫌われたいと思って生きている人はいないし、好意的に話しかけたらみんな誰しも仲良くなりたいと思っているはず。怖い人なんていないというのを前提に、あなたなりの笑顔で元気よくいけば、何ら問題はない!」
Q2.他人を嫉妬してしまう癖が抜けないです
前田「なるほど! まぁ、全然悪いことではないよね、そもそも」
高岸「そうですね! それが向上心に繋がったり、自分自身の努力や成長のパワーに繋がることもあるから、絶対ダメとは思わないですね」
前田「まぁでもそれで苦しい思いをする部分もあると思うから、嫉妬しないようにするよりも、プラスに働くように努力する方が楽かも。僕らコンビの話になると、お互いに持っているものが全然違うから、自分に持っていないものは相手に任せるようにしていますよ。その方が楽だし、お互いの良さを発揮して支え合えるみたいな関係性になれるから」
高岸「僕自身も、やっぱり自分のストロングポイントを伸ばしていくことに集中したいし、その方がみんなの個性も立っていくから良いと思いますね。完璧な人はいないと思うし、他と比べずに自分自身に集中した方が成長するんじゃないかな! 僕の場合は、昨日の自分、一ヶ月前の自分、半年前の自分と比べてどうなっているかを物差しと思いますよ!」
Q3.職場での付き合いとか、人付き合いが面倒くさい!
前田「向き不向きってのがあるからね(笑)。高岸も苦手なものがいっぱいあるしね」
高岸「うん! もちろん!」
前田「そういう意味では、無理に得意なものにする必要はないかなと思いますね。悪い言い方ですると、他の部分で自分の強みがあってそこをきちんと落とし込めているんだったら、わざわざ苦手な人付き合いを積極的に好きになる必要もないかな」
高岸「誰しも色々な側面を持っていると思うので、人付き合いしたくないときもあれば、みんなと食事をしないと寂しいなって気持ちのときもあるはず。無理のないように自分の気持ちに素直に従っていけば良いと思います。その上で、自分がどうなりたいかという理想像がはっきり見えてくれば、目的や取捨選択もハッキリできると思う!」
前田「まぁ、人付き合いが楽しくないときもあるけどね。僕個人としては、終始自慢話をしてくる人はちょっと面倒だなと思うけど(笑)。もしどうしてもそういう場にいることが必要なときは、割り切って聞き役に徹しますよ。高岸は、ちょっと苦手だなと感じたことはある?」
高岸「いやぁ、人付き合いはないですね! 全員先生ですし、自分の持っていないところが本当にいっぱいあるなとつくづく感じるので。僕の選択としては、誰かから呼ばれたら基本的には会いに行きます。お話を聞きたいなって気持ちが強いですね。もし自慢話をしてくる人がいたら、それはそれで輝いていたり生き生きしている姿を見るのが好きです!」
前田「そういうところ、凄いよね(笑)」
高岸「何も凄くない! 凄いと言えるあなたが凄いですから!」
Q4.人から嫌われているんじゃないかと思ってしまいます
前田「大切な人から嫌われるのはやっぱり辛いものがあると思うし、みんな嫌われたくないっていう気持ちはみんなあるとは思います。でも、自分自身も苦手だなって思う瞬間がある人っているだろうし、他人の意思まで自分でコントロールできるのってなかなか難しい。そういう意味では、苦手だと思われてしまった以上はもうしょうがないと割り切るしかないですよね。高岸はどう思う?」
高岸「僕は……、みんなを元気にしたり、勇気付けたり、応援するということに命をかけているから(笑)。嫌われたとしても、やることは変えないというのを自分の中に決めているところはあります!」
Q5.漠然と将来が不安で、今の仕事を続けるか迷い中
前田「色々なことを知っていけば具体的に何がしたい!ってなると思うんですけど、まだそれに触れられていないから、今のままじゃ不安や不満があるっていう状態だと思うんですよね。何かもっと良いものがあるんじゃないか、っていう未知のものに期待していると思うから、その熱量やモヤモヤした気持ちを解消するために、面白くないかもしれないことをやってみるのはどうかな。一見無駄かもしれないけど、今の仕事よりいいじゃん!って思えるものに出会えるかもしれないですよ。ただなんとなく未知に対して期待をし続けているのは精神衛生上あんまり良くないから。今の現状に満足できていないなら、自分から探しにいく、見つけにいくことが大事なんじゃないかな」
高岸「僕もそうですね! チャレンジをすることで幅も広がるし、現状の素晴らしさに気が付けるヒントが隠れていると思うので。大きく変わることから小さな生活習慣一つでもなんでもいいので、気分転換がてらに色々なことに挑戦していきましょう!」
Q6.元カレのSNSリサーチをしてしまう自分にうんざりします…
前田「一回好きになった人だからそりゃあ当然気になるし、そこを無理に断ち切る必要はないんじゃないかな。逆にそこがドライすぎるのも怖いなって思うし(笑)。その行為自体をよくないなって思わずに、一度好きになった人をこれだけ大事にしてあげる自分なんだ、愛情深い人なんだ、って肯定してあげるのはどうでしょう?」
高岸「何にも悪いことはない! 好きな人や好きなことが多ければ多いほど、より人生を楽しめる。好きという感情は大切にした方が、楽しいですよって思います! わざわざ止めずに、好きじゃなくなるまで見ちゃっていいんじゃないでしょうか」
Q7.恋したいのに、なかなか好きな人が出来ない!
前田「これも、無理に作るものではないと思いますよ。強いていうなら、全員にいろんな魅力があると思うので、今まで顔だけでしか見てなかったなら中身を見てみるとか、他の価値基準で異性を見てあげれば、別の魅力に気づいて好きな人ができるんじゃないかなと。見た目がタイプじゃなくても、すごく気を遣える人だなって思ったときに、それがなんとなくではなく、“素敵だな”とい自分の中で明確化させれば、今までそうでもなかった人が、悪くないかもって思えるようになるかと思います」
高岸「好きな人ができる、からではなく、好きな人になる、っていう風に順番が逆なのかもしれないという可能性にかけてみるのもいいかもしれない。自分に好意を寄せてくれている方とお食事なり遊びにいくなりしてみたら、そのあと好きになるかもしれない。僕は人と接していると、誰しもに良いところがあると感じるので、全員大好きです!」
Q8.痩せたいのに、いつもダイエットが三日坊主になります…
前田「体質もあると思うんですけど、まぁ厳しくいと、本当に痩せたかったらちゃんとするでしょう(笑)。太ってきて気になるなぁぐらいで行動が変わらないんだというなら、自分の中でそれも許容できているんじゃないかなと思います。『痩せた〜い!』ということで、『そんなことないよ〜!』って言ってもらうことで楽しむみたいな気持ちがどこかにあるのではないでしょうか」
高岸「僕はただただ、エールを送ります! 君ならやれば、できる!」
Q9.朝が超苦手で、いつも起きれないんです
前田「あら! これは僕もめちゃくちゃ苦手で起きれないので、自分で受け入れちゃっています(笑)。そういう部分もあるよねって。他の人に迷惑はかけちゃいますけど、起こしてもらったり、起きているか確認してもらったりするとか。直せない分、自分ができることで他の人のできない部分を補おう!っていうスタンスでいますね」
高岸「僕は今、朝は強い方なんですけど、小学生の頃ものすごく弱い時期があったんですね。そのときにやっていたのは、眠いなと思っているときに“リトル高岸”を自分の中で作るんです。『今、眠いと思っているね? 起きたくないんだろ?』とリトル高岸に問いかけて、『でも起きます!』って唱えながらゲーム感覚で一気に起きたら、『はい一点!』って自分にポイントをあげるというのをやっていましたよ」
Q10.忙しくて、仕事の締め切りが守れません(泣)
前田「そうですねぇ。僕もar webさんでコラボの連載を書かせていただいてますが、締め切りに間に合わないときもあるのであながち……(汗)。人にご迷惑をかけるという意味では無くさないといけないので、まずは自分の性格を知って対策を取ることをオススメします。僕はもう早め早めに、3テンポ速く動いてようやく1テンポぐらい速いぐらいになるので、締切日を自分で調整ですね。電車も、3本前を目指して行動すると、ジャストか1本前ぐらいになるので(笑)」
高岸「締め切りを忘れちゃうくらいストレスフリーに生きていることは、すごく個性的で良いことだと思います! でも自分自身が決めた約束ごとは守らないとダメだと思うので、1つ自分にペナルティーを作ったりして、自分で葉っぱを叩きましょう。そうすれば、そのままの、あなたで、いい!」
前田「あ、そのままでいいのね(笑)」
ティモンディ(てぃもんでぃ)
PROFILE:グレープカンパニー所属。2015年に結成し、高岸宏行(たかぎしひろゆき)と前田裕太(
愛媛県の済美高校野球部に所属した同級生同士で、野球の強豪校出身ならではの身体能力でテレビなどで活躍中。
トレードマークはオレンジの衣装(高岸)&ブルーの衣装(前田)
今年開設したYouTubeチャンネル「
Photo: Kusumoto Takaki(will creative)
Styling:MIKU
HairMakeup:Yoshizaki Sayoko(io)
Text:Natsumi Takahashi(Instagram @spacy72.store)